概要 | 各賞・副賞 | 審査員紹介 | 受賞結果 | 過去の作品
2002年のUC-win/Road「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」受賞を機に毎年開催。本フェスティバルのメインイベントとして多くの優秀な作品が発表されており、2011年からはVR-Cloud®によるクラウド投票がイベントを盛り上げています。
UC-win/Roadによる3D・VRシミュレーションの作品コンテストです。スクリプト(5分)、シナリオで作品を表現します。
クラウド上で作品公開・一般投票を実施いたします。自宅やオフィスなどから、作品の閲覧と一般投票が行えます。 |
|
|
第18回 3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド 受賞結果発表 |
|
一般投票及び審査員の方々による厳正な審査の結果、グランプリ、準グランプリ、アイデア賞、エッセンス賞、3つの審査員特別賞が
決定いたしました。
|
グランプリ |
|
「安全運転走行評価診断シミュレータ」
医療法人社団城東桐和会 タムス浦安病院 |
|
|
高次脳機能障害患者を対象にした運転トレーニング、ならびに運転の危険度と安全性の客観的評価を行うシミュレーションシステム、最終的な実車乗車許可のデータとして活用予定。難易度別に、速度超過や停止線越え、バック駐車等、高次脳機能障害により困難が予想される状況を評価、結果のグラフ化や比較、履歴の確認が可能。 |
|
|
|
|
シナリオを実行すると、難易度と天候別に、市街地または高速道路のコースを選択して運転することができます。アニメーションを再生すると、運転診断の開始画面や、診断結果の再生イメージを確認することができます。 |
|
|
|
|
|
|
リハビリテーション科
科長代行 森田 光生 様 |
危険場面の再現 |
左:バック駐車のリプレイ、右:診断結果集計 |
|
|
準グランプリ 優秀賞 |
|
「VR等体感型研修システム」
東日本高速道路株式会社 |
|
|
高速道路の舗装、橋梁、土工に関する基本知識の習得を目的とした研修用VRコンテンツを制作した。土木施設の基本構造、施工の流れ、損傷メカニズム、地盤沈下対策をVRで表現し、実際には見ることができない内部構造や地中の変化の様子なども、3DプロジェクタやHMDによって臨場感を伴って視聴・体感することを可能としている。 |
|
|
|
|
アニメーションを実行すると、各コンテンツのダイジェストイメージと解説を見ることができます。各コンテンツ全体は、アニメーションおよびシナリオから再生できます。地中の変化や橋梁の内部など、人間には見ることができない部分の様子が確認できます。 |
|
|
|
|
|
|
技術本部 技術・環境部
技術企画課 遠藤 皓介 様 |
|
|
|
|
アイデア賞 |
|
「除雪車運転シミュレータ」
株式会社NICHIJO |
|
|
ロータリ除雪車の操作訓練用のシミュレータを作成。ハンドル・ペダルおよび実車の操作機器を模したボタン・操作レバー類を組み合わせ、HMD上に各種メータを表示することでリアルな運転環境と操作イメージを再現している。除雪時の作業状況に即した車両運動計算と投雪の計算を行い、状況に応じた適切な操作が体験できる。
|
|
|
|
代表取締役社長
鈴木 隆好 様 |
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、除雪シミュレーション機能による運転操作と投雪表現を見ることができます。シナリオを実行すると、除雪車の運転を体験することができます(投雪表現はありません)。昼夜、晴天・降雪といった様々な状況での運転が体験できます。 |
|
|
|
|
|
エッセンス賞 |
|
「DSを利用した本町通りのイメージハンプシミュレーション」
京都市立京都工学院高等学校 |
|
|
本校から徒歩5分にある本町通りは、通学路として多くの生徒が利用しているが、一方通行で道幅が狭く交通量も多いため危険に感じられる。そこで、イメージハンプによる車の減速効果のシミュレーションを行い、今年11月に本校で実施される地域全体の防災訓練で、住民の方々に提案、体験していただくデータ。 |
|
|
|
プロジェクト工学科
徳田 速人 様 |
|
|
|
|
|
アニメーション「令和元年度スクリプト」を再生すると、学校で取り組んでいる通学路の安全対策のイメージを見ることができます。イメージハンプの概要や効果、設置した場合のイメージ等が説明され、通学時の状況や夜間など、様々な状況におけるシミュレーションが再現されています。 |
|
|
|
|
|
審査員特別賞 Advanced賞
日本大学 理工学部 土木工学科 教授 関 文夫 氏(審査委員長) |
|
「阪神高速道路車両軌跡シミュレーション」
阪神高速道路株式会社 |
|
|
画像処理により生成した0.1秒毎の車両軌跡データ(Zen Traffic Data)を可視化するためのプラットフォームとして整備したVRデータである。両データを組み合わせることで、多様な視点から実際の交通状況・車両挙動を概観することが可能となり、実効性の高い渋滞対策・安全対策の立案への道筋をつけた。 |
|
|
|
計画部 調査課
前原 耀太 様 |
|
|
|
|
|
アニメーション「交通状況再現」を実行すると、高速道路の構造や交通状況の再現シミュレーションを見ることができます。個別のアニメーションでは、合流時の協調行動、強引な車線変更、カーブでの渋滞ショックウェーブについて、実際に計測された車両挙動が再現されています。 |
|
|
|
|
|
審査員特別賞 地域づくり賞
NPO 地域づくり工房 代表 傘木 宏夫 氏 |
|
「3D環境設計VRソフトウェアシステムのシナリオ構築及びVR表示」
国家災害防救科技中心 |
|
|
近年、台湾で大きな地震が多く発生し、甚大な被害を受けました。災害防止の意識を高めるため、災防中心はVRによる地震と津波のシミュレーションを構築し、体験システムを提供しました。今後は浸水・土石流解析、デバイスとの連携を計画しています。このシステムは解析データを可視化し、災害の研究・防止にも利用可能です。 |
|
|
|
防災資訊組 組長
張子塋 様 |
|
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、VR体験の作成に至った背景の説明、地震発生時と避難のシミュレーション、津波が迫るイメージ、体験会の様子などをみることができます。効果音も表現され、臨場感のある体験ができます。 |
|
|
|
|
|
審査員特別賞 橋と一体化賞
道路・舗装技術研究協会 理事長 稲垣 竜興 氏 |
|
「目黒川沿い橋梁ライトアップシミュレーション」
株式会社景観設計・東京 |
|
|
目黒川の旧東海道歴史地区に架かる2本の“橋”と“護岸”について、江戸期の繁栄や今も引き継がれる歴史性を考慮したライトアップのVRの作成。夕暮れ時の周辺環境や水面への光の反射を再現し、四阿を含む橋桁を演出した。複数の照明器具による季節ごとの
景観を江戸紫や若草色で表現した。 |
|
|
|
代表取締役
都田 徹 様 |
|
|
|
|
|
アニメーション「目黒川沿い橋梁」を再生すると、橋のライトアップの様子を見ることができます。検討パターンの切り替えや船からの視点、季節ごとの変化など、照明機能と水面反射を使ったカラフルなシミュレーションを楽しめます。 |
|
|
|
|
|
ノミネート賞 |
ボックスカルバート付替え工事の住民説明用VRデータを作成。施工方法や工期について施工シミュレーションにて説明を行う。上記に加えて資材搬入路の説明、迂回ルート案内用のスクリプトも作成し住民説明会時にわかりやすいと評価を得た。また工事範囲周辺の建築物は点群で表現することで作成期間を抑えることが出来た。 |
|
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、施工手順や迂回ルート、重機搬入ルートなど、住民説明に使用したシミュレーションを見ることができます。構造物が少しずつ解体されていく様子が再現されており、仮設構造物や周辺景観は点群で表現されています。 |
|
|
|
|
|
ノミネート賞 |
|
「社会インフラ計画VRシミュレーション」
株式会社東鵬開発 |
|
|
北海道上ノ国町における北海道初となるラウンドアバウト導入に向け、交差点改良工事の計画段階から交通供用直前までVRを活用。計画段階では関係機関との協議、付属施設配置計画、交通容量確認に利用し、実施段階では住民への周知活動に動画も公開。供用開始に向けた通行体験会ではドライブシミュレータでの体験も実施した。 |
|
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、ラウンドアバウトの概略イメージや車の通行方法、整備前後の比較、体験会の様子などを見ることができます。シナリオを実行すると、自分で車を運転してラウンドアバウトを走る体験ができます。 |
|
|
|
|
|
ノミネート賞 |
|
「運転判断反応評価シミュレータ」
医療法人知邑舎 岩倉病院 |
|
|
広く意識障害を持つ患者向けに運転時の反応を評価するためのドライブシミュレータ。従来、運転への影響の判断が難しかった高次脳機能障害などの場合でも、リアルな運転状況下で、危険事象に対する判断能力や認知機能、反応速度の評価の提示が可能となり、回復期リハビリから社会復帰への支援として活用。 |
|
|
|
|
|
シナリオの実行では、無理のない訓練を意識した短い危険予測コースと、長時間運転してその経過を見るための長い高速道路コースを選択して運転できます。アニメーションの再生では、運転診断の開始画面や、結果の再生の様子を見ることができます。スクリプトでは、運転しない間の待機用映像として流す道路景観も見ることができます。 |
|
|
|
|
|
ノミネート賞 |
|
「品川市街地をドライブする気持ち再現シミュレータ」
株式会社デンソー |
|
|
デンソーは品川にGlobal R&D Tokyoを構え、高度運転支援や自動運転分野の研究開発を進めています。これらの分野では、車に乗っている人の状態を知る技術も重要となります。品川の景観を安全なVR空間で再現することで、現実の品川の街でドライバが感じることをも再現でき、人の感情・状態を捉える技術の研究開発に活用しています。 |
|
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、品川駅周辺を再現した情景を眺めることができます。シナリオ「品川ドライブ」では、品川駅周辺を運転することができます。前半は前方車追従、後半は信号が直前で赤になり、苛立ちを感じやすい構成となっています。 |
|
|
|
|
|
ノミネート賞 |
|
「VR for urban planning in Cijin Island」
国立高雄大学 |
|
|
都市計画用VRデータ。旗津島の交通と防災用に3Dモデルを作成し、住民と観光客の避難場として避難センターを再現。脱出ラインと異なるレベルの津波が発生する場合の浸水範囲を模擬し、防災企画のアドバイスにも利用。関連データは政府、コンサルタントと一般住民の交流プラットフォームとして活用が期待される。 |
|
|
|
|
|
アニメーションを再生すると、都市計画や防災対策・避難のイメージを見ることができます。海峡を渡る交通や新しい建物、津波を例とした防災・避難施設の整備と避難先、浸水表現等、町の将来像が分かりやすく説明されています。 |
|
|
|
|
|
|
■最優秀賞 |
|
■準グランプリ |
|
■アイデア賞・エッセンス賞 |
GALLERIA 高性能ゲーミングノートPC、
ポータブルSSD、賞状、トロフィー、図書カード |
GALLERIA ゲーミングノートPC、
賞状、図書カード |
Raytrek10インチWindowsタブレット
賞状、図書カード |
■審査員特別賞 |
|
■ノミネート賞 |
|
PC特別協賛:株式会社サードウェーブ
※重複しての受賞はありません。 |
360度アクションカメラ Insta360 ONE X
賞状、図書カード |
表彰盾、図書カード |
|
審査委員長
関 文夫 氏
日本大学 理工学部 土木工学科 教授
日本大学理工学部土木工学科卒業後、入社した大成建設にて土木設計部設計計画室に所属し、橋梁エンジニアとして設計・現場勤務を経て、道路構造物や河川、港湾、講演などのデザイン等に取り組む。2011年より現職。
|
|
傘木 宏夫 氏
NPO 地域づくり工房 代表
環境アセスメント学会理事、自治体問題研究所理事、長野大学非常勤講師、木崎湖温泉開発株式会社取締役、長野県大町北高校学校評議員。著書に『仕事おこしワークショップ』(2012年)他。平成17年度地球温暖化防止活動環境大臣賞受賞。 |
|
稲垣 竜興 氏
道路・舗装技術研究協会 理事長
財団法人道路保全技術センターにて情報技術部長を歴任。著書として、『漫画で学ぶ舗装工学』シリーズをはじめ、舗装工学、道路工学に関わる書籍を多数執筆。道路・舗装の技術発展と研究開発の推進活動を進めている。 |
|
コンテストの流れ
2019年10月8日(火) 作品応募締切
応募基準・提出物
・UC-win/Roadで作成されたVR データ(スクリプト必須/CD-ROM、DVD 等のメディアに保存)
・VRデータの概要(150字以内)、操作方法
提出物送付先
〒108-6021東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
(株)フォーラムエイト システム営業グループ 第18回コンテスト受付係 宛 |
|
|
|
2019年10月15日(火) ノミネート作品審査会
|
|
フォーラムエイト東京本社セミナールームにて
ノミネート作品審査会を実施。 |
審査員
左から傘木 宏夫 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、稲垣 竜興 氏 |
|
2019年11月1日(金)〜11月10日(日) |
ユーザー情報ページより投票いただいたユーザ様へ
FPB1000ptをプレゼント!
さらに抽選で100名様に
オリジナル図書カード1000円をプレゼント! |
|
VR-Cloud®にて投票受付!
|
|
2019年11月12日(火) 受賞作品本審査会
フォーラムエイト 東京本社 MAP
審査員受賞作品選考会
投票による順位点および特別賞順位点により審査員が選考。
一般投票30%、審査員70%の重み付けで集計。 |
|
|
2019年11月13日(水) 品川インターシティ ホール MAP
第18回 3D・VR シミュレーションコンテスト オン・クラウド 各賞発表と表彰式 |
作品募集要項
作品応募締切 |
2019年10月8日(火) |
応募基準・提出物 |
・UC-win/Roadで作成されたVR データ(スクリプト必須/CD-ROM、DVD 等のメディアに保存)
・VRデータの概要(150字以内)、操作方法 |
提出物送付先 |
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
(株)フォーラムエイト システム営業グループ 第18回3DVRシミュレーションコンテスト受付係 宛 |
応募作品の著作権等 |
受賞作品のVRデータの著作権は、応募者に帰属するものとします。
提出されたデータの配布は行いませんが、フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、出力画像・動画等の編集・加工を行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体における掲載・紹介など、二次使用許諾権利を持つものとします。あらかじめご了承ください。 |
応募に関するお問合せ先 |
TEL: 03-6894-1888 FAX: 03-6894-3888 E-mail: forum8@foum8.co.jp |
ノミネート予選選考会 |
本選へのノミネート作品は、2019年 10月 15日(火)に決定いたします。 |
|
関連製品
クラウドサーバ上で3D・VRを利用する合意形成ソリューション。インターネット環境さえあれば、シンクライアントでもWebブラウザでVR空間を操作できます。
■VR-Cloud® Collaboration |
クライアント間での高度なコミュニケーションとVR活用が可能な、フル機能のVRクラウドシステム。共有コンテンツ管理機能実装。3D掲示板、景観評価、複数ユーザでのコンファレンス対応。注釈・写真機能も搭載。 |
|
|
|
|
▲景観評価機能 |
▲注釈機能 |
▲3Dアイコンの表示 |
▲コンテンツビューワ |
|
活用事例:「水木しげるロード×VR-Cloud® Ver6.1」 |
|
|
|
|
境港市水木しげるロードのリニューアル計画では、設計案の
合意形成とPRのためにVRを作成し、関係者や市民に具体像
を披露した。VR-Cloud®をデータ共有による遠隔デザインミー
ティングに活用。 |
|
提供:大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学 福田知弘研究室 |
|
|
|