第22回 3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド

受賞結果

一般投票及び審査員の方々による厳正な審査の結果、グランプリ、準グランプリ、アイデア賞、エッセンス賞、3つの審査員特別賞および、VRシステムオブザイヤーが決定しました。2023年11月8日、品川インターシティホールとオンラインに於いて、表彰式を行いました。

    ▲表彰式の様子
    (2023年11月8日 品川インターシティホールにて開催)

  • ▲受賞作品の紹介動画

  • グランプリ(最優秀賞)

    ソウル市立大学校

    自動運転車両の車間距離受容における挙動による利用者満足度の評価
    利用者が好む自動運転車両の車間距離の受容性を確認するため、UC-win/Roadで車間距離の受容性別にシナリオを作成し、被験者が自動運転のバーチャルドライビングを体験する際に、脳波、筋電図、瞳孔の大きさ、心拍数を測定。体験後に実施したアンケートの結果と生体データを解析し、どのような自動運転挙動が被験者にとって好ましいかを特定した。

    見どころ

    ラウンドアバウトや高速道路合流部などでの自動運転車両の挙動を表現しています。シナリオを実行すると、自分の車が自動運転で走っている状況において、色々なパターンの動きを見ることができます。

    • 準グランプリ(優秀賞)

      宇都宮市

      宇都宮デジタルシティ体験プロジェクト
      外出制限中でも効果的な社会科教育の実現を目的として、LRTを含む宇都宮駅周辺や消防署・浄水場・焼却場など、社会科見学で訪れる主要な施設の3Dモデルをウェブ上に構築しました。通常は見られない視点での探索や解説の視聴、設備の稼働アニメーション等が含まれ、学校教育における有効性を検証し、導入に至りました。Digi田(デジデン)甲子園2023の宇都宮代表コンテンツに選ばれています。


      見どころ

      宇都宮市内の代表的な公共施設がウェブ上に再現されています。施設を選択すると、施設の概要説明、ウォークスルーによる探索、アニメーションや動画による設備や業務の紹介を見ることができます。

    • アイデア賞

      一般社団法人那覇市観光協会

      日本遺産・那覇めぐりWebARシステム
      2019年に沖縄県初の日本遺産に認定された『琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」』のストーリーを解説し、関連文化財をめぐるまちあるきツアーと組み合わせて利用するツールとしてF8VPSによるWebARを構築。スマートフォン等で琉球舞踊、琉球料理、路上に現れる伝説の龍のAR体験が可能。



      見どころ

      スマートフォンでリンクを開くと、琉球舞踊、琉球料理、空を飛ぶ龍をARで表示することができます。アニメーションと音楽を併せてお楽しみください。

    • エッセンス賞

      熊本県玉名市

      玉名市3D都市モデルを活用した災害リスク可視化事業
      PLATEAU3D都市モデルを利用し、堤防決壊時の浸水範囲や時刻歴での浸水深のシミュレーションを実施した。避難施設の位置や定員、標高等の情報を可視化したほか、避難者視点での移動や水没の表現など、避難の重要性や災害リスクに対する理解を深める教育にも利用可能。今後は避難ルートや施設配置検討等の防災計画にも活用していく。



      見どころ

      玉名駅から市役所までのエリアを主なシミュレーション対象としています。シナリオを実行すると、破堤点から浸水範囲が広がっていく様子や避難所の情報、避難ルートを辿るウォークスルーのイメージを見ることができます。

    • 審査員特別賞 Digital Management賞(関文夫氏)

      株式会社オリエンタルコンサルタンツ

      AIカメラを活用した人流再現VRシミュレーション
      本厚木駅の駅前周辺の建物、道路付属物、道路ネットワークを再現したデジタルツインでのサイバー空間を構築。交通ミクロシミュレータによる交通再現に加え、AIエッジカメラを活用し、実際の人流データを取得し、VR環境での再現シミュレーションを実施。今後のダイナミックデータを考慮した駅周辺の開発プロジェクトにおける基礎データとして活用が予定されている。



      見どころ

      本厚木駅周辺の街並みが再現されています。アニメーションを実行すると、カメラによる画像解析のイメージや、人流データの可視化イメージを見ることができます。

    • 審査員特別賞 地域づくり賞(傘木宏夫氏)

      京葉測量株式会社

      VRで巡る佐原地区の古い町並み
      2023年6月に開催されたイベント出展に向けて、2023年4月より作成したものです。制作にあたっては測量会社としての弊社の強みを活かし、三次元レーザ測量成果を大いに活用しました。これにより、複雑なモデリングを必要とする建物作業をレーザ点群で代用し限られた期間での作業を実現しました。




      見どころ

      歴史的な街並みが点群で詳細に表現されています。シナリオを実行すると、川沿いの歩行イメージ、ジャージャー橋や伊能忠敬屋敷、ポケモンマンホール等の名所や名物を見ることができます。

    • 審査員特別賞 Traffic simulation賞(原口哲之理氏)

      株式会社竹中土木

      XRを活用したマシンガイダンス情報表示システム
      建設重機内のコックピットおいて、MG(マシンガイダンス)システムが有する施工データを、別途視線位置検出システムによって得られた視線位置をバックホウオペレーターの視野に合わせるよう、座標変換し、運転席フロントガラスに設置したシート型透過ディスプレイにリアルタイム重畳出力するXRを活用した施工支援システム。実機での実験を模擬するため、VRシステム環境と連携した建設重機ラジコンシステムについても構築・活用された。

      見どころ

      透過ディスプレイに重畳表示するためのベースのVR空間をモニタに表示しています。位置情報を使ってVRの視点と重機模型を連動させ、オペレータの視点を再現します。

    • ノミネート賞

      三井共同建設コンサルタント株式会社

      『メタバースを活用した土砂災害警戒区域等の円滑な情報共有化』~iHazard map project~
      衛星データや三次元モデルの普及でDX推進が期待されている中、熱海市の土石流被害後、住民から土砂災害リスク等の詳細な説明が求められている。本プロジェクトは、土砂災害対策の高度化として、各都道府県が指定した土砂災害警戒区域等の情報をメタバース(F8VPS)で市町村等と共有し、土砂災害防止法の効果的な運用を目指す。

      見どころ

      土砂災害警戒区域の情報をメタバース空間上で可視化しています。俯瞰やウォークスルーの視点で区域内を移動し、エリアごとの災害リスクに関する情報を参照することができるようになっています。

    • ノミネート賞

      株式会社ティーネットジャパン

      フーチングおよび場所打杭施工状況確認トレーニングシミュレーション
      社員教育用として、フーチングおよび場所打杭施工におけるトレーニングVRシミュレーションを過年度コンテンツに追加作成。各種鉄筋の状態確認からTSを使用した掘削位置の測量、支持層の土質の確認など施工で必要となる一連の手順を確認でき、その際の注意点などを自由な視点から学べるコンテンツを構築しています。

      見どころ

      現場における施工管理のトレーニングを行うコンテンツです。シナリオを実行すると、鉄筋の組み立て、コンクリートの受け入れと打設、場所打の施工状況確認のシナリオを体験することができます。

    • ノミネート賞

      金秀建設株式会社
       

      幸地インター線橋梁整備工事(Dランプ上部工)
      今回の工事は、沖縄県が専門業者ではない地元建設業者へ発注した初の工事です。工事着工前に地元住民側から全体像が見えないという意見もあり地元の方への説明資料として、工事の施工検討及び安全教育、現場見学会等の説明用として利用できるように作成しています。

      見どころ

      インターチェンジの再現イメージが作られています。アニメーションを実行すると、完成後のイメージや橋桁を架設する際の詳細な施工ステップを見ることができます。

    • ノミネート賞

      SmartDrive Sdn. Bhd. & Perusahaan Otomobil Kedua Sdn Bhd

      危険感知VRシミュレーションシステム
      IPDAシミュレーターは、従業員の安全意識向上を目的とした教育プログラムです。システムはマレーシアクアラルンプール郊外実際の道路状況を再現し、独自で計測されたビッグデータの分析結果に基づいて交通事故多発場所に様々な危険なイベントを設定し、従業員に危険を感じて反応するまでの応答時間を検証しています。最後総合的な採点レポートから、従業員の危険感知力を特定することができます。

      見どころ

      バイク走行時の危険シーンが再現されています。シナリオを実行すると、結果の確認や検証の様子、危険シーンの状況を見ることができます。ダイジェスト版と、7分弱の全体通してのシナリオがあります。

    • ノミネート賞

      大宇建設
       

      都市高速道路大深度地下トンネルの走行安全性と快適性の評価
      近年、都市高速道路の建設では、用地や歩行者に優しい空間の確保が困難な理由により、大深度地下トンネルの建設を伴っている。大深度地下トンネルでは、視界の狭さ、眠気、閉塞感などにより、ドライバーの快適性が低下する。その結果、特に地下で分岐や合流等が行われるICでは、地上道路に比べて運転挙動の安全性が低下する。そこで設計段階では、UC-win/Roadを用いてVR上に道路を実装し、ドライビングシミュレータによるバーチャル運転走行実験を行った。運転走行ログデータや生体データ(眠気や、不安を感じた時の脳波)を解析することで、道路の安全性や快適性を評価し、設計に反映させた。

      見どころ

      大深度地下の高速道路の設計が再現されています。シナリオを実行すると、高速道路の様子や、合流部、出入口などの検証に使用されたいくつかのシーンを見ることができます。

    • ノミネート賞

      株式会社トムス / WONDER VISION TECHNO LABORATORY株式会社

      前橋市安全運転能力診断シミュレータ
      前橋市スーパーシティ構想におけるデジタルツインの一環として、市内道路での運転診断と前橋市データ連携基盤との連携を目的にシミュレータを作成。半球状のドーム型スクリーンによって没入感を増した空間の中で、群馬県庁付近の交差点等での信号無視や割込み等の危険シーンを再現し、運転ログにより診断を行う。

      見どころ

      群馬県庁付近を再現した運転シミュレーションです。シナリオを実行すると、シミュレータのイメージや診断に使用される危険シーンの様子を見ることができます。

    • 第2回VRシステムオブザイヤー

      国土交通省東北技術事務所

      DX研修用デジタル教材・除雪シミュレータ


        • (DX研修:河川・道路施設)

        • (DX研修:機械施設)

        インフラDX推進のため、若手技術者を対象とした研修コンテンツを作成している。道路・橋梁の管理知識、測量や施工の管理等を学ぶVR教材、実物大の樋管や橋台を用いた解説を行うAR教材、安全指導や遠隔操縦を目的としたバックホウシミュレータ、安全・操作技術向上のための除雪シミュレータを作成し、研修に使用している。

      見どころ

      道路や橋梁をはじめとしたインフラの基礎、施工、維持管理等に関する教育コンテンツと、除雪やバックホウの訓練・安全教育のシミュレータで構成されています。シナリオを実行すると、舗装の構造や劣化、点検と補修のイメージを見ることができます。その他に、動画では橋梁インフラ、施工管理と安全対策、災害対応、除雪・バックホウシミュレータのイメージ、F8VPSでは機械設備、河川・道路施設の研修コンテンツを見ることができます。

      賞品の通販ギフト券は辞退されました。

3D・VRシミュレーションコンテスト 概要

国内外からUC-win/Roadによる高度なVRデータ作品が集められる3D・VRシミュレーションコンテストは、2002年のUC-win/Road「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」受賞を機にスタートして、FORUM8デザインフェスティバルのメインイベントとして毎年開催され、本年で22回目を迎えます。2011年からはVR-Cloud®によるクラウド一般投票が選考プロセスに追加され、コンテストを盛り上げてきました。
2022年より、新しいアワードとして「VRシステム オブザイヤー」を設けました。

募集対象作品

UC-win/Roadは、土木・建築や交通・自動車分野に加えて、環境、災害対策、教育訓練、医療など、年々進化して活用分野が広がっており、とりわけ最近では建設ICTや施工の自動化などの高度な事例も目立っています。
本コンテストでは、UC-win/RoadやWebVRプラットフォームF8VPSによるソリューションを最大限に活用することで、データを通じた高度なコミュニケーションを実現し、スマートシティやDXを加速させる最先端のVRおよびシステムの応募に期待しています。

応募方法/スケジュール
提出物

①作品データと2分間のスクリプト

②作品概要(テキスト150字以内)および操作方法説明

送付先

①下記メールアドレス宛てにFORUM8ファイル転送サービス等でデータを送信してください。
E-mail : vrcontest@forum8.co.jp

②CD-ROM、DVD等のメディアに保存して送付する場合は、以下宛先にお送りください。
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
(株)フォーラムエイト システム営業グループ 第22回3DVRシミュレーションコンテスト受付係 宛

スケジュール
  • 2023年10月6日(金)
  • 作品募集締切
  • 2023年10月13日(金)
  • ノミネート作品審査会
  • 2023年10月23日(月)
    ~26日(木)
  • クラウド一般投票
  • 2023年11月7日(火)

  • 受賞作品本審査会
  • 2023年11月8日(水)

  • 各賞発表・表彰式
    会場:品川インターシティホール
応募作品の著作権等

受賞作品のVRデータ・VRシステムの著作権は、応募者に帰属するものとします。
提出されたデータの配布は行いませんが、フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、出力画像・動画等の編集・加工を行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体における掲載・紹介など、二次使用許諾権利を持つものとします。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

TEL:03-6894-1888 FAX:03-6894-3888
E-mail:forum8@forum8.co.jp

各賞・賞品
  • グランプリ(最優秀賞)

    高性能クリエイタノートPC(raytrek R5-RL6)、通販ギフト券(10万円)、トロフィー、賞状

  • 準グランプリ(優秀賞)

    ゲーミングノートPC(GALLERIA RL5C-R35)、通販ギフト券(5万円)、賞状


  • アイデア賞・エッセンス賞

    Shade3D・ゲームプログラミングPC、通販ギフト券(3万円)、賞状

  • 審査員特別賞

    VRヘッドセット Meta Quest 2、通販ギフト券(3万円)、賞状

  • ノミネート賞

    通販ギフト券(1万円)、表彰盾

VRシステムオブザイヤー*

トロフィー、賞状、通販ギフト券(30万円)

3DVRシミュレーションコンテスト 審査員
  • 審査委員長

    関 文夫 氏

    日本大学 理工学部
    土木工学科 教授

    大手建設会社で橋梁、トンネル、土工、河川、道路等幅広い分野でのデザインに取組み、2011年より現職。近年では、土木デザインの他にデジタル技術やPFI、PPP事業等幅広く展開。

  • 傘木 宏夫 氏

    NPO 地域づくり工房 代表

    環境アセスメント学会常務理事、自治体問題研究所理事、筑波大学非常勤講師 他。H17地球温暖化防止活動環境大臣賞受賞。著書に『再生可能エネルギーと環境問題』他。

  • 原口 哲之理 氏

    名古屋大学
    未来社会創造機構 客員教授

    京都大学大学院機械工学専攻修了後、トヨタ自動車にて主に実験分野で車両運動性能開発、企画分野で将来車両企画を担当。2011年より名古屋大学特任教授、現在客員教授。

VRシステムオブザイヤ― 審査員
  • 伊藤 裕二 氏

    (一財)VR推進協議会 理事長
    株式会社フォーラムエイト 代表取締役社長

  • 関 文夫 氏

    (一財)VR推進協議会 理事
    日本大学 理工学部土木工学科 教授

  • 相田 龍三 氏

    (一財)VR推進協議会 理事
    株式会社日本テクノス名誉会長

*VRシステムオブザイヤーの審査を行うVR推進協議会は、VRを利用したバーチャルなプラットフォームの整備・提供に加えて、自治体等との連携による様々な産業分野での活用を目指して活動。フォーラムエイトが法人会員として協力しています。

過去の受賞作品

  • 第21回 グランプリ(最優秀賞)

    大成建設株式会社

    ダム建設工事における重機3Dリアルタイムデジタルツインシステム
    自動建機群の協調制御システムとUC-win/Roadを連携させ、ダム建設現場におけるリアルタイム3Dモニタリング及び接近時の緊急停止システムを構築した。GNSSの位置情報を用いてUC-win/Road上で自動建機や作業員の位置を可視化、接近検知を行い、状況に応じて自動建機の監視者に対する警告や協調制御システムへの停止命令を出す仕組みとなっている。
  • 第21回 準グランプリ(優秀賞)

    日鉄エンジニアリング株式会社

    免制震デバイス効果体験地震シミュレーション
    地震時の建物の被害を軽減する免制震デバイスの効果を体験するコンテンツを制作した。HMDを用いたVRとモーションシートにより、耐震構造と免震構造、制振構造の揺れの違いを体感できる。倉庫、マンション、オフィスの空間を再現し、什器の転倒や落下といった物理シミュレーション、効果音を用いて状況を表現している。
  • 第21回 アイデア賞

    全羅北道交通文化研修院

    高齢ドライバー向け運転能力評価システム
    高齢ドライバーによる交通事故が増加する中、運転免許証の自主返納制度の効果は微々たるものです。自主返納を活性化するため、高齢者が自分の運転能力を認識できるシステムを開発しました。高齢ドライバーの交通事故が多い4地域について作成されたVRシナリオを、ドライビングシミュレータを使って運転することができ、運転終了後には評価結果が自動で出力されます。
  • 第21回 エッセンス賞

    株式会社オリエンタルコンサルタンツ

    本厚木駅周辺における交通再現VRシミュレーション
    トランジットモールの検討等に用いるデジタルツインでのサイバー空間として、本厚木駅北側の約700m四方の範囲について道路と沿道景観を再現した。総延長約10kmの道路ネットワークを利用し、VISSIMによる交通シミュレーションを実施。解析結果をフィードバックし、VR上で広域の交通流・歩行者の流れを表現している。
  • 第21回 審査員特別賞 Digital Control賞(関文夫氏)

    日鉄テックスエンジ株式会社

    工場構内における出勤退勤時の交通シミュレーション
    工場構内での工事にあたり、新設道路と大規模交差点改修計画のため交通シミュレーションをVR化。操業大型車両を優先にした道路形態で出退勤車両の渋滞を検証、対策案として出勤時と退勤時で逆走させる車線と交通流を表現し、信号現示検討に使用。交通量と区間別の速度制限、操業大型車両のパレットプール等、構内交通流計画に活用。
  • 第21回 審査員特別賞 地域づくり賞(傘木宏夫氏)

    株式会社新日本コンサルタント

    山間部橋梁における維持管理の延命措置検討
    山間部の橋梁の架け替えの際にVRで検討を行った。点群を基に現況の構造をモデル化し、老朽化した箇所や全体が変形している様子等現在の状態を再現。架け替え後の片側の桁が撤去された状態の構造を切り替え表示し、桁が大幅に狭くなったことによるトラック通行時の支障箇所の有無を走行シミュレーションで確認している。
  • 第21回 審査員特別賞 Traffic simulation賞(原口哲之理氏)

    愛知県立大学

    車両-自転車-歩行者連携シミュレータシステム
    車両・自転車・歩行者シミュレータをUC-win/Roadのクラスタ・ネットワーク連携機能により、各機器の相互作用を考慮できるシミュレータシステム。NIRS(脳活動計測)、視線計測など、各種生体計測機器も連携。実験ログデータを一元管理可能。自動運転車両、モビリティに関わる研究等に幅広く利用されている。
  • 第21回 ノミネート賞

    深圳大学

    都市地下道路の交通標識及び安全VRシミュレーション
  • 第21回 ノミネート賞

    産業開発コンサルタント株式会社

    橋梁景観デザインVRシミュレーション
  • 第21回 ノミネート賞

    三井共同建設コンサルタント株式会社

    DX技術(3DVRとPLATEAU)を活用した風力発電事業の推進
  • 第21回 ノミネート賞

    金秀建設株式会社

    橋梁上部工工事施工シミュレーション
  • 第1回VRシステムオブザイヤー

    国土交通省

    施工DXチャレンジ(遠隔施工等実演会)デジタルツインシステム
    F8VPSで構築されているVR国総研においてDX実験フィールドで開催される遠隔施工等実演会のバーチャル会場を構築。VR空間上には会場レイアウトと重機のほか、現場の映像がリアルタイムでバーチャル会場上でライブ配信される。デジタルツインプラットフォーム活用展開として、重機センサーの情報を取得し、VR上で現場と同期した重機の動作シミュレーションも可能としている。
過去受賞作品PickUp
全受賞作品一覧
 
過去コンテスト表彰式の様子(第21回3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド/2022年11月)

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UC-win/Roadの基本機能

  • FORUM8 バーチャルプラットフォームシステム

クラウド上に3DVRで構築された空間と、アバターを介したコミュニケーションツールを用いて、テレワーク推進、バーチャルショールームや工場見学、作業訓練や業務管理などが可能。展示会・オフィス・キャンパスなどあらゆる空間をVR上に再現。人事・業務管理等のERPシステムやスイート会計、スマートデバイスとも連携。

製品情報

活用事例

クラウドサーバ上で3D・VRを利用する合意形成ソリューション。インターネット環境さえあれば、シンクライアントでもWebブラウザでVR空間を操作できます。

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VR-Cloud® Ver.6 Collaboration

クライアント間での高度なコミュニケーションとVR活用が可能な、フル機能のVRクラウドシステム。共有コンテンツ管理機能実装。3D掲示板、景観評価、複数ユーザーでのコンファレンス対応。注釈・写真機能も搭載。

  • ▲コンテンツビューワ

  • ▲3Dアイコンの表示

  • ▲注釈機能

  • ▲景観評価機能